アイランドシティができるまで
――博士! アイランドシティのなりたちを教えてください
突然だがクイズじゃ!
アイランドシティが位置するここは別の施設を建設する予定地として検討されていた。
果たしてそれは何じゃろうか?
――もしかして、空k
時間切れ。答えは空港じゃ!
――そう言おうとしたんですが……。
既存の福岡空港は、住宅地から近いゆえに夜間操業できないという致命的な問題を抱えていた。
そこで、新たな空港建設地として白羽の矢が立ったのじゃな。
――でも、空港にはならなかったと。
そうじゃ。最終的には港湾機能強化の整備を進める判断がなされた。
博多港は日本トップクラスの立地的な強みがあって、アジアとの貿易もこれからどんどん拡大する見込みがあったからのぅ。
――みなとづくりエリアはそのように計画されたのですね。
ひとが暮らすまち
――人が暮らす住宅エリアはどのようにできたのですか?
港湾機能の強化が計画された際に、都市高速がアイランドシティまで延伸されることも決まり、便利なエリアとなったんじゃ。
そこに、住宅エリアも設けようと計画されたのじゃな。
福岡市は人口が増加し続けているから、それを吸収するにはちょうど良いからのぅ。
――ではどのように、住宅エリアと港湾エリアを共存させたのですか?
またまたクイズじゃ!
福岡にはアイランドシティ以外にも同じように住宅エリアと不特定多数が利用するエリアが共存し、海に面して開発されたまちがある。
一体それはどこじゃ?
あ、これは分かります! ももt
時間切れ。百道浜じゃ。
アイランドシティより前に開発された場所でのぅ。
住宅エリアと多くの人が行き交う交流エリアとが分節されておらず、居住地として見た場合、百道浜は閑静さが欠けていたんじゃ。
そこで、アイランドシティを開発するときは、暮らしやすさにも重点が置かれた。
住宅エリアを港湾エリアや商業・レジャーエリアから区切り、快適に暮らせるように計画されたのじゃな。
そして…
――時間切れです。また話を聞かせてください!
え?