History
ヒストリー
提供：福岡市港湾空港局 
提供：福岡市港湾空港局
未来都市実現に向かって
積み重ねてきた
アイランドシティの日々。
安全で利便性が高く、自然と共存する先進都市機能と、国際的に競争力のある港湾機能を両立した未来都市アイランドシティがたどってきた歴史を振り返ります。
1920年〜2003年
博多港港湾機能強化のためにはじまったアイランドシティの計画。基本計画策定から、航路整備、それに伴うしゅんせつ土砂活用の埋め立て工事など、長い時間をかけてアイランドシティが誕生しました。
御島神社
香椎浜とアイランドシティの間にある海上に、鳥居と小さな祠が佇んでいます。日本書紀にも登場する「御島神社」です。太古の昔、神功皇后が新羅出陣の際に髪を洗って神託を伺い、男髪を結ったことから、この辺りには片男佐（かたおさ）海岸という地名が付いたのだとか。
千早以北の埋め立て
博多湾の一部だった香椎潟が埋め立てられ、糟屋郡多々良村大字千早が新設されたのは1941（昭和16）年のこと。その後は博多のベッドタウンとして発展を見せ、時代が平成に移ると、千早地区と香椎操車場跡を中心として大規模な再開発が行われるように。アイランドシティの礎となりました。
アイランドシティ整備事業着工
アイランドシティは1989（平成元）年の福岡市港湾計画改訂後、1994（平成5）年７月に着工。同時に「アイランドシティ整備事業環境モニタリング委員会」を設置し、環境モニタリングに関する指導、助言を受けながら事業をスタートさせました。
｢国際コンテナターミナル｣の一部供用開始
2003（平成15）年9月に一部供用を開始。最新鋭の国際コンテナターミナルなどの港湾施設の整備を進めるとともに、CO²排出量の大幅削減が可能な電動型RTG（ラバータイヤ・ガントリークレーン）を配備。日本一のECOターミナルとして、現在は博多港のコンテナ取扱の約60％を取扱っています。
2003年～2012年
照葉まちづくり構想が発表され、住宅用地の分譲が開始。アイランドシティ内のデザインガイドラインが制定され、中央公園、小学校、中学校、公民館など、自然との共生、都市機能の充実が急ピッチに進められました。
アイランドシティ中央公園
水と緑に囲まれた広大な都市公園。子どもから大人まで多くの人が憩い、思い思いに楽しめるアイランドシティのランドマークです。敷地内には、野鳥観察ができる修景池や、遊具が充実した「こどもの広場」、「体験学習施設ぐりんぐりん」など、暮らしを彩る施設が点在しています。
照葉パビリオン
積水ハウスが運営する、全303区画の戸建住宅エリア「アイランドシティ照葉オーシャンプレイス」の販売センター。2021年5月にリニューアルした建物は、木調の落ち着いた雰囲気。アイランドシティ全体のジオラマ模型が備えられ、今後の街の発展構想について聞くこともできます。
シーマークビール
ピサの斜塔を思わせる斬新な外観と多機能を併せ持つ地上8階建てのオフィスビル。学術・研究開発、海外ネットワーク事業など、新しい産業集積拠点にふさわしい事業者が入居し、アジアに開かれた国際都市・福岡の発展を加速するビジネスが展開されています。
照葉小中学校
2007（平成19）年に小学校、翌年には中学校が開校。中学校はアイランドシティ全域が通学区域となっています。小中連携教育校として、相互に協力しながら学校生活を営んでおり「交流給食」や「縦割り清掃」など、互いのゾーンを行き来して交流を深める活動にも取り組んでいます。
介護老人福祉施設 アイランドシティ照葉
2010（平成22）年10月、アイランドシティ内に開設した特別養護老人ホーム（介護老人福祉施設）。豊かな緑に囲まれた環境と、入所者を尊重し、安心して暮らしを営める生活支援が特長です。清潔で落ち着いたインテリア、プライバシーの守られる居室も好評。
マンション
アイランドシティ・アクアコート
2005年から分譲が開始された、アイランドシティ最初の分譲マンションシリーズ。7棟構成の低層マンションで、敷地内に公園があり、海と緑の景観が楽しめる。
プライムメゾン照葉
同エリア内にある分譲マンションと統一したカラーリングで建てられた、アイランドシティの最初の賃貸マンション。街の景観にしっくりと馴染むようにデザインされている。
アイランドシティ・ヴェルデコート
南にはアクアコート越しの海眺望、西には中央公園が見える5棟構成の分譲マンション。マンションの敷地内には、地域の憩いの場になっている緑地公園がある。
インフィニガーデン
389戸を有する福岡市内有数の大型賃貸物件。メゾネットタイプなど、さまざまな家族構成に対応する多様な間取りと、外観の円形が魅力。
アイランドタワースカイクラブ
2008年の完成当時は、九州の中でも最高層のタワーマンション。ちなみに2022年現在の九州最高層マンションもアイランドシティ内にある。
アイランドシティ・照葉テラスマリナコート
照葉テラスシリーズのはじまり。敷地内緑地率40％をめざし、福岡市の公園だけでなく、敷地内に独自の緑地を設け、大規模なエントランスが特徴。
2013年〜2015年
アイランドシティと香椎地区を結ぶ「あいたか橋」が開通。医療施設が次々とオープン。スパリゾート開業など、健康と医療のまちづくりが強化されました。照葉校区自治協議会設立もこの頃です。
あいたか橋
アイランドシティと香住ヶ丘エリアをつなぐ遊歩道。全長は約430ｍあり、歩行者・自転車専用海上橋としては日本最大級の長さを誇ります。橋の上には屋根つきの休憩スペースも設けられており、ベンチに座って潮風と美しい眺望を楽しめる憩いの場所です。
福岡市立こども病院
西日本唯一の小児科専門の高度医療機関「福岡市立こども病院」。小児高度専門医療、小児救急医療、周産期医療を運営の3本柱に掲げ、難病を含む幅広い小児周産期疾患に対応しています。病児はもちろん、家族のケアにも定評があり、九州全域のみならず全国から患者が訪れています。
照葉スパリゾート
九州最大級の設備を誇る温浴施設。館内には、大浴場がある「スパエリア」と多彩な岩盤浴を楽しめる「岩盤房エリア」のほか、レストランやキッズルーム、フィットネススペース、ホテル等も併設されており、一日中楽しめます。手ぶらで訪れられる気軽さも人気の秘訣。
福岡みらい病院
心を尽くした最善の医療を”を理念に掲げる多機能型総合病院。内科、外科、整形外科、リハビリ科等9つの診療科を有し、人工関節手術、パーキンソン病手術、ロボットリハビリシステム等の先進技術を用いて質の高い医療を提供しています。外来は紹介状なしでも受診可能。
I.Cメディカルビル
1階に薬局、2階に内科・小児科クリニック、3階に保育園やジムなどが入居している医療・福祉を中心としたビル。近隣には「福岡市立こども病院」や「福岡みらい病院」等があり、アイランドシティの健康･医療･福祉を支えるエリアの一翼を担います。
マンション
アイランドシティ・照葉テラスマリナコート３番館
照葉テラスマリナコートの3棟目にあたる3番館。南向きに位置するため、ほかの物件からの視界を遮らないよう低層になっている。
プライムメゾンセントラルパーク
アイランドシティの照葉のまちエリア以外、センター街区においての最初の賃貸マンション。
セントラルパーク香椎照葉
中央公園を南に、そしてグリーンベルトを西に臨む、緑に囲まれた物件。オール電化のE棟、ガス・電気併用のG棟にわかれている。
プライムメゾン照葉パティオスタイル
モダンなデザインが特徴的。分譲マンションのようなハイグレードな賃貸物件。リゾート気分を味わえるデザイナーズマンション。
オーヴィジョン照葉アクアテラス
中央公園まで徒歩約2分の立地にある、14階建て148戸数の分譲マンション。街全体で防犯に取り組む24時間有人管理「タウンセキュリティ」を導入。
戸建住宅・土地分譲
照葉スマートタウン
CO2排出ゼロをめざした戸建てエリア。環境に配慮したまちづくりを行うアイランドシティ内の戸建て物件は、その後もCO2排出ゼロを目標としている。
2016年〜2019年
大型スーパーの出店が相次ぎ、みなとづくりエリアには福岡市の青果市場がオープン。西鉄バスの営業所ができるなど、公共交通の利便性も高まりました。さらに、照葉地区2校目となる小学校が開校しています。
ベジフルスタジアム（福岡市中央卸売市場青果市場）
2016（平成28）年２月に開場した「ベジフルスタジアム」は、見学者用通路から卸売場の様子を自由に見学できる青果市場。青果市場会館も一般開放されており、食事やショッピングを楽しめるほか、市場を知り、野菜や果物の美味しさを体感できるイベントも開催されています。
福岡市総合体育館
2018（平成30）年12月に開館したアイランドシティの新しいシンボル。ユニバーサルデザインが随所に施され、子どもから高齢者、障がいを持つ人等、さまざまなスポーツレベルの方を対象に、スポーツを「する」「見る」楽しみを味わうことができる施設です。
体育館横 グリーンベルト（GB2）
広々とした芝生広場でリラックス＆リフレッシュできる憩いの空間。福岡市総合体育館に隣接し、体育館の外周と一体となっているウォーキング・ジョギングコースや、足ツボを刺激できる”健康快道”など、心身の健康に役立つ機能が満載です。
スーパーセンタートライアル アイランドシティ店
生鮮食品から日用品まで、幅広いジャンルの商品をリーズナブルな価格で販売するスーパーセンター「トライアル」。24時間営業のアイランドシティ店では、スマートレジカートで決済まで済ませられ、レコメンド機能で購入品に基づくお得なクーポンの配布も。
照葉北小学校
アイランドシティの成長に伴い2019（平成31）年に開校。隣接校区の「福岡市立照葉小学校・中学校」とは小中連携教育のほか、小小連携教育も行い、合同で行う学校行事も多いそう。最新の設備を採り入れた校舎を活用し、ICT教育にも積極的に取り組んでいます。
西鉄バス アイランドシティ営業所
新宮自動車営業所と香椎浜自動車営業所を統合し、2019（平成31）年3月に開業したアイランドシティの新たな交通拠点。同営業所の開業に合わせて、天神・博多駅方面は都市高速を通る系統や、要望の多かった千早駅を結ぶ系統を中心に約4割の増便が行われ、利便性が向上しました。
アトレアモール照葉
2021（令和3）年3月、日本初の最先端医療の複合施設「九州再生医療センター」がオープン。再生医療専門クリニックの「朱セルクリニック」、細胞培養加工施設の「九州再生医療幹細胞培養センター」、「九州再生医療リハビリセンター」の３施設から構成され、注目を集めています。
福岡みらい病院高度リハビリテーション施設
「福岡みらい病院」の敷地内にある高度リハビリテーション施設。投影型リハビリテーションシステムや、歩行練習アシストロボットといった最新設備のほか、ハイレベルな作業療法も各種行っており、最先端高度リハビリテーション技術の研究・開発や人材育成に取り組んでいます。
サンカルナ香椎照葉
西鉄が運営するシニアマンション（住宅型有料老人ホーム）。ゆとりに満ちた共用スペースや、快適で洗練された居室、行き届いたサービス等、ホテルライクなライフスタイルを提案しています。アイランドシティ中央公園に隣接しており、美しい景色を一望できる立地も魅力。
のるーと
アイランドシティを中心に、千早・香椎エリアを走るオンデマンドバス。乗りたいときにアプリで呼び、目的地と出発地を入力するだけで乗車可能。そのときに応じたフレキシブルなルートで目的地近くの降車ポイントへ向かう画期的なシステムを採用しています。
マンション
照葉テラス・フォレストカーサ
緑地公園の中にある、まるで緑に囲まれてたたずんでいるような低層住宅。きわめて贅沢に鳥を活用している。
アイタワー
2008年に建てられたスカイクラブに次ぐ、アイランドシティ2棟目のタワーマンション。独特の赤いカラーリングが当時話題になった。
照葉テラス・パークカーサ
3棟構成で、アイランドシティ中央公園を望む贅沢な立地にあるパークカーサ。ゆとりのある低層マンションシリーズ。
パークフロント香椎照葉
アートをコンセプトに持ったデザイン性の高い物件。中央公園を南に臨む好立地の18階建て、2棟構成の分譲マンション。
センターマークスタワー
2019年の建築時点では九州最高層マンション。アイランドシティの物件としては初めて、商業施設などを備えた複合開発。
ラクレイス香椎照葉
棟内にあるスーパー、スポーツジム、保育所などテナントゾーンと直結した賃貸マンション。中央公園のすぐ前にある絶好のロケーション。
プライムメゾン照葉 クロススタイル
積水ハウスが手がける賃貸マンションとしては初めて、飲食店などのテナントを1階部分に備えた物件。
センターマークスレジデンス
西鉄の複合開発センターマークスゲートにおける2棟目の分譲マンション。低中層マンションで構成されている。
戸建住宅・土地分譲
照葉オーシャンプレイスⅠ・Ⅱ・Ⅲ街区
自然環境と先進の住まいづくりを融合させた、海と緑と、健やかなライフスタイルを提案する分譲地。
2020年〜2021年
アイランドシティ内初となるホテル開業をはじめ、九州最大の免税店や専門店を備えたショッピングモール、グルメエリア、劇場など、複合商業施設のオープン。そして、福岡都市高速道路の開通と、都市機能が充実。
アイランド アイ
2020（令和2）年3月にオープン。九州最大の免税店や各種専門店が軒を連ねるショッピングモール、グルメエリアに加え、劇場やMICE（会議場・展示場）、国内外からのゲストをもてなすホテルがひとつになった、他にはない複合商業施設です。
The 358 UMI
「福岡アイランドアイ」に併設された施設融合型ホテル。都市と自然の共存が創り出す空間、地元食材をふんだんに使った食事、心地よいインテリアに癒やされること間違いなし。最上階の10階には展望大浴場を備え、刻々と表情を変える博多湾の眺望を楽しめます。
福岡都市高速道路 アイランドシティ線
福岡高速1号線の香椎浜出入口付近とアイランドシティを結ぶ福岡高速6号線が2021（令和3）年3月に開通。アイランドシティ周辺道路の混雑緩和が見込まれ、物流や商業の拠点としての機能向上が期待されるほか、「海の中道海浜公園」や志賀島などへのアクセスも便利になりました。
照葉けいあい保育園
2022（令和4）年4月にオープンした「照葉けいあい保育園」は、子どもたちと高齢者がともに過ごせる多世代共生保育園+グループホームプロジェクトの保育園部分。街並みと一体になるようデザインされた建物、カラフルなアクセントが、元気な子どもたちのシンボルとして輝いています。
マンション
フォレストプレイス香椎照葉ザ・テラス０１
敷地内の緑地とアイランドシティのグリーンベルトにはさまれた、まさに森の中にたたずむような立地。4棟構成の分譲マンション。
アーバンパレス香椎照葉
アイランドシティの入口ともいえる場所に立地する分譲マンション。外周緑地公園が目の前に広がる。
アイランドシティ オーシャン＆フォレストタワーレジデンス
現在（2022年）の九州最高層で、九州最大のタワーレジデンス。福岡百道浜に立地する百道浜オーシャン＆フォレストの系譜に連なる。
照葉ザ・タワー
アイランドシティ内の最後のタワーレジデンスとなる物件。これまでの物件とは異なるコンセプトで香椎浜の内海を望む好立地。
戸建住宅・土地分譲
照葉オーシャンプレイスⅣ街区
アイランドシティ内に計画されている憩いの場、はばたき公園に面したⅣ街区。海と豊かな緑を身近に感じられる魅力的な分譲地。
2020年〜2021年
人と自然との共生を象徴するアイランドシティはばたき公園の開園をはじめ、教育施設の開校、公民館移設などが予定されています。時代の一歩先を見据えながら、アイランドシティのまちづくりは進められています。
アイランドシティはばたき公園
アイランドシティ北東部に整備中の公園。12ヘクタールの広大な敷地では、散策やピクニックを楽しめるほか“人と自然の共生”をテーマに、野鳥の観察や自然との触れ合いを通じて、学びを深められるゾーンが整備され、環境学習の拠点としても生かされる予定です。
令和6年度に湿地を含む東側が部分供用予定です。